蓮成寺の歴史
蓮成寺旧本堂写真
当山蓮成寺は、元禄九(1696)年に西本願寺寂如門主より寺号、本尊を受け、元禄十一年六月大浜松江の大工、山本新十郎正弘によって、当地に本堂が上棟しました。当時の鷲塚は、三河五湊の一つで、江戸通いの船も多く、未曾有の
繁栄を誇っていました。蓮如上人以来の浄土真宗の御門徒のお力も大変大きく、新しい念仏道場をというお気持ちが、新しい寺を作る原動力になったと思われます。
以来三百余年、途中安政の大地震、三河大地震、伊勢湾台風等で被害を受けながらも、その度ごとに門信徒や、有縁の方々の御懇志により何とか創建当時の姿を保ち、県下の真宗寺院の本堂としては、原初の姿を残す物として注目されてきました。

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